生年月日 平成2年9月23日
名前 しろ(血統書には藍姫号と言う名前がある)


しろが我が家にやってきたのは平成2年の秋のことである。成犬になるまえに子宮を除去する手術を受けたので、彼女にはある意味では青春がなかったのかもしれない。その意味では非常にすまなく思っている。また、血統も彼女で途絶えることにもなる。 だが、得体の知れない野良犬の雄に犯されて、罪もない子どもを生んで路頭に迷わす悲しみを味わうこともなく、彼女にとっては幸せであったのではないかと思っている。 紀州犬は猟犬としてもよく使われるので、性格的には少しきついように思われているけど、我が家のしろに限っていうと、温厚そのものである。 だけど、どんなに温厚だと思っていても、ある日近所の女の子のお尻をかんだこともある。ご主人様の私の場合、餌を食っているときに尻尾を引っ張ろうが、口に手をいれようが、全く反抗をすることがない。特技というと、大声で歌を歌うことである。消防車のサイレンや夜泣きそばの音に合わせて、歌を歌っているような遠吠えをするのである
しろちゃんさようなら (完結編)
老犬の一日(2004年〜
13歳になったおいぼれシロちゃんの様子(2003年〜 
おいぼれてきたシロちゃんのある日(2001年〜
冬の雪の中のシロ(1997年〜1999年)
ぽかぽかと日差しの中で(1996年〜1997年)
成犬シロの凛々しい頃(1992年)
子宮除去手術をするころ(1992年)
犬小屋生活のはじまり(1991年)
シロがわが家にやってきた。(1990年)