■ さかなの鮮度を測定する方法ってあるんですか??
K値とは魚肉に含まれる核酸の一種のATP(アデノシン3リン酸=動物の筋肉内の存在するエネルギー源となる高化合物)が、死後に魚自身がもつ酸素により分解されるので、その分解のすすみ具合を調べることにより測定します。K値を測定することにより、細菌による腐敗が起こる以前の鮮度の程度を知ることができ、いわゆる「生きの良さ」を知ることができます 魚介類の筋肉における生化学的死後変化として主要なものにATP の分解があります。この過程でATP、ADP、AMP は速やかに分解し、イノシンとヒポキサンチンを蓄積するようになります。これが鮮度低下とよく一致することからATP 関連化合物の総量に対するイノシンとヒポキサンチンの割合を K値と呼び、魚肉の生鮮度を表す指標となっています。
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