■MK−Cに含まれるMCPについて
平成14年2月28日
MK-Cに含まれているMCPについて 酸分解を行う植物性蛋白分解物及び動物蛋白分解物の中にMCPなる物質が含まれており、この物質が変異原生物質であることが問題になっています。 変異原性試験は安全性試験の中でも最も簡単なスクリーニングテストの一つであり、我々が日常摂取している食品の成分もこの方法で調べますと、多くの食品から変異原生物質が見出されていることは周知の事実です。 しかし、それらの多くは日常の食生活においては、何ら問題ないとされています。 このようなことから、日本、アメリカではいまだ正式な見解を出しておりませんが、最近英国では10ppm以下、ドイツでは1ppm以下の規格もできたようです。 当分の対応として、MK-Cにも別途内容成分のとおり、17.8%の植物蛋白分解物を使用していますが、本品を製造しているメーカーでは既にMCP含量は0.315ppm以下となり、すでに基準をもうけている国とは比較しても低いものといえます。 また、現状では検出限界の0.05ppmをクリアーしておりますので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。 尚、MK-Cの製品への使用は1%以下であり、製品に含まれるMCPはさらに検出限界以下の極微量となりますので、問題はないと判断いたしております。 |