逃がしたバスは大きい(98.7.16)


ノーゲットが続いている由良川スズキ釣りも今年に入ってから5回を重ねることになった。 会社が終わると小雨が降る中、いつもの場所へ直行し、スズキのいそうな川の中腹をめざして何度かミノーをぶんなげていたところへ、わが師匠の武ちゃんが現れて、「すずきは難しいから、バスにしたらいいですよ」とアドバイスをしてくれた。 テトラポットぎりぎりを狙っこれを投げるといいですということで、実績のあるSAURUSのミノーをプレゼントしてくれたのである。 早速、ロッドもスズキ用からバス用に切り替え、第一投をしたのであるが10メートルほど先のテトラポットの先に落としてしまい、ミノーがひっかかるのを避けようとしたとたん、ガクッと手に例の感触が伝わってきた。次の瞬間、失投したはずのテトラポットの影から金色に光って見えるバスの魚影とミノーが現れた。 大物だ!とっさに武ちゃんを呼んだ。ググッと手元に強い引きが伝わり、バスが水面を暴走する。
十分に楽しんだあと、もうすこしというところで、ばらしてしまった。 でも、師匠の武ちゃんは「40センチ以上の大物だったね。だけど、辻さんプラグはバーブレスだったんですよ。残念」と慰めてくれた。
でも、さすがわが師匠である。師匠のアドバイス通りの行動で、一発でゲットしかけたのであるから、バーブレスであろうがなかろうが、感謝しなければならない。
そんなわけで、あたりが見えなくなる午後8時頃までねばったが、その後の反応はなかったのである。

今年はスズキに変更すると決意したいたのであるが、やっぱり、たまには釣れる釣りをしないと、.....つくずく思った次第である。結局、由良川はバスとスズキの両方をやることに変更した。二兎を追うもの何とやら.....でも、やっぱ、大物の引きは最高っす。 でも、でも逃がした魚は私の頭の中で段々と大きくなっていったのである。


今日もバラしてしまった
(98.7.20)

前回ばらしたこともあり、今日は朝から庭の草抜きをしたので、昼からの1時間、家族にはゴミを市の焼却場に捨てに行くと言っておいて、帰りに、こっそり、一人で由良川を見に行った。 毎年、この時期になると海水浴客で道路が渋滞するのだが、今年は高速道路が東舞鶴までのびたこともあり、市内の車の数はさほどでなく、観光客で車が満杯になっている舞鶴港とれとれセンターを横目に見ながら、一路由良川のテトラポットまで車を進めた。
神戸ナンバーのボンゴや、京都ナンバーのスカイラインがすでに陣取っていたが、釣りを見ていると、ルアーは子供が2,3人やっているだけで、あとは餌釣りであり、すずき狙いのようであった。 幸い、先日ばらした付近は誰もいなかったので、SAURUSのミノーをつけて投げてみた。 今日は少し風が強いのでテトラポットぎりぎりを狙うとテトラの上に不時着する。風を計算しながら投げるのであるが、腕が悪いのでなかなか思ったポイントにゆかない。 何回かテトラの間の枯れ木や川沿いの木にひっかけ、それを取ろうとしている間に手にルアーが何度も食い込み、指から血が出てきた。
これでは、今日はルアーをなくすおそれがあったのだが、買ったばかりのミノーにつけ替えて投げてみることにした。第2投目だったが、これがストラクチャーすれすれに落ちたものだから、ひっかかりはしないかと冷や冷やしながら、引っ張ってみた。 急にまた重くなったので、やっぱりひっかけたのだと思い、またロッドをしゃくってみた。すると、立木からルアーがはずれたのだが、バスが食いついていた。 あわてたが、ビビッときただけで、水面でまたばらしてしまった。
おそらく、ミノーをくわえこんだバスがストラクチャーの間に逃げ込み、ひっかかったように感じたのであろう。
結局、バスはルアーをひっかけそうな微妙な場所にしかいないことが多いのだろう。 いつも、こういう微妙なところで、かかるのだが、あとの対処が悪い(腕が悪い)から、どうもうまくいかない。 今日のバスは水面に一瞬浮いた顔の大きさからしても、せいぜい30センチまでの小バスだったように思う。しかし、この2回連続のばらしは、次への挑戦の心をさらに強力にするのであった。