2004.3.28 春を越したそれぞれのメダカたちの様子
写真右は、クロメダカの親魚たちの様子である。水槽には昨年のホテイアオイの枯れた残骸が泥のようにたまり、それが冬眠中の彼らの隠れ家になっていたようであるが、春になり気温が上がってきたので、本日、とうとうそれらを取り除いてメダカ水槽の掃除をおこなった。 綺麗になった水槽で太陽の陽だまりにあつまる親メダカたちの群れである。→ |
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←これは、昨年当研究所で生まれた若いクロメダカたちである。 今年は水槽が何回か凍ってしまい、非常に過酷な冬をすごす事になってしまった彼らであるが、健気にも、数匹は生存していることがわかった。 しかし、2年続けて、稚魚の多くを生かせて越冬させることができなかった。 9割近い稚魚はこの冬に死んでしまった。 | |
→ こちらは、ヒメダカなどの養殖メダカの水槽である。交配によって、やや黄色をおびたものや、写真右のような色の濃いメダカがいる。 しかし、これも、天然の親メダカと比較すると生存率は低いようである。 当研究所には、現在、天然メダカが25匹程度と、養殖メダカが15匹程度しかいないことがわかった。数匹、親元に分けたものが、順調に数を増やしているのに当所のメダカは、かなり数を減らしてしまった。 今年は越冬の方法を考えねば.........。 |