(2003.4.20)越冬メダカの数を調査する。

今年は冬が厳しかったせいもあり、数回、外のメダカ水槽を凍らせてしまった。特に一回は氷点下が数日続いたことがあり、水面が厚く氷にとざされた日もあったようである。
もちろん、ホテイアオイは例年のとおり、完全に枯れて、水槽のなかでドロドロに溶けたような状態になっていたので、メダカたちを一緒に捨てないように注意しながら水槽から取り出して廃棄した。
越冬前には、野生クロメダカは稚魚も入れると100匹は越えていただろうし、養殖メダカ(ヒメダカ)の数も30匹近くいたように思う。
 やはり、稚魚にとっては過酷な冬を乗り越えるのが難しかったようで、昨年夏以降に生まれたと思われるサイズの稚魚はわずか10匹程度しか生き残っていなかった。
野生メダカは数が4分の1に減ったが、ヒメダカは10分の1まで減ってしまっていた。やはり過酷な冬には、野生種のほうが強いのかもしれない。
野生クロメダカについては、本日、稚魚を除いた親メダカの♂と♀を丹念に調べあげた。 
その結果、♂は10匹♀は13匹程度いることがわかった。
その中でも、一番元気そうなものを選んで、別の水槽にいれて、デジカメで撮影することにした。
なかなか撮影がうまくゆかなかったが、なんとか♂♀がならんだ状態のものを何枚か撮ることができた。上の画像をみていただいて、前に泳いでいるのが♂、うしろからついてきているのが♀のようである。
上から撮影する場合も、下に白い石を敷いておくと撮影がしやすいので、今年からはこの水槽は撮影用に別にしたいと思っている。(実はスイレン鉢を買ってきて、それにメダカを入れて満足げに見ていたのだが、目を離した隙に、どうやら不良品のスイレン鉢だったらしく、ヒビがはいっており、そこから水が沁み出していたため、書斎は水びたしとなっていたのである。そのことが引き金となって夫婦喧嘩に発展していったのである。ああ、うらめしや.......スイレン鉢!!)