(2001.7.7)稚魚と親魚の隔離と数の計測

メダカの稚魚が数段階になってきた(生まれて間もないもの、産まれてから数週間経過したもの....)同じ池の中に親と稚魚が同居しているわけである。餌をやりすぎるとカビが生えたりするので、少ない目に餌をやっていると、今度は親魚が数ミリの幼魚を追っている様子が頻繁に観察されたので、とうとう、親と稚魚を完全に隔離することにした。
とりあえず、水草を完全に池からスチロールに移動させた。水草に卵が産み付けられていないかを確認しながらの作業であった。
その次に幼魚が逃げないようにしながら、池の水抜きをし、それから親魚を捕獲することにした。
親魚は本年はじめの数と同じで、全員無事に生きていることがわかった。残った稚魚、幼魚などの数は完全には数えることができなかったが、少なくとも100匹は超えていることがわかった。これらが無事に育つと、今年だけで個体数を10倍以上に増やすことができる。
隔離された池の中から稚魚、幼魚を完全にすくい取り、水道水できれいに洗ったあと、水を入れ替えてしばらくしてから、さきほどすくった稚魚、幼魚を池に戻した。
親魚の半分をスチロールの水槽に移した。ここで、繁殖させてみて、稚魚、幼魚がみつかったら、順次上の池に移して親に食べられないようにする作戦である。
上で親魚を隔離したときに、また数匹のメスメダカがお腹に卵をかかえているのを発見した。これは観察用に↓のような側面から見ることのできる水槽に移した。数日するとお腹のたまごは水草に産み落とされるはずである。
ここでも、幼魚を発見した段階で、上の池に移し。大量にうまれてくるメダカの赤ちゃんを親から守って育てることにしている。ただ、池の水質など、もしなんらかの原因で悪化するようなことになれば、全滅させる恐れもある。