2004.7.29 可愛いツバメの一家

ここ数日、メダカの水槽に水撒きをしている最中に丁度頭の上で小鳥たちの鳴き声がさわがしいので、上を見上げると、夏椿の枝の一番てっぺんのところにツバメたちがとまっているのがわかった。
よりによって、なんでこんな木のしかも細い枝のてっぺんにとまっているのかわからないが、私が下を何度通過しても、デジカメでこうしてフラッシュをたいて撮影している間も、じっとして眠っているようだ。
なぜ、こんな玄関の出入りの激しいところで一夜を過ごすのだろう........と思ったが、よくよく考えてみると、人間が出入りするから、猫、蛇、その他の大型鳥類などが寄り付きにくいため安全だということを知ってるからかもしれない。
それにしても、夕方、まだ、明るいうちに2階のベランダから見ていると、手が届きそうなところにツバメたちがとまっていて、私の顔を全部のツバメたちが見ている。
昨日は、接写しようと近寄りすぎたため、急に全部の鳥たちがピーピー鳴きはじめ、どこからか親鳥が飛んで来て、私のほうをかすめるように飛んで警告を発した。
そのため、その後は、もう再接近はせずにそっとしておいてやろうと思っている。 それにしても、この子ツバメたちは南の国に帰ってゆく準備をしているのだろうか? 昼間はあちこちで親ツバメに飛行訓練を受けたり、餌のとり方をおぼえたりしているのだろう。
夕方になると、本当に自分が前の日にとまっていた枝をちゃんと覚えていて、その枝の先っぽにとまって休むのである。 風がふいたら一番揺れそうな木の枝のさきっぽであり、下から見ていると曲芸でもしているようであるが、彼らにとってはもっとも安全なところなのであろう。
しかし、わたしが朝、新聞をとりに玄関をあけて出る頃にはもう彼らの姿はない。
早寝早起きであるが、5羽(ひょっとして6羽かもしれない)の家族たちは無事に海を越えて南国までたどりつけるのであろうか?
来年もまた、この場所にやってきてくれたらいいのになあと思った次第である。
2004年7月30日 信じられないタイミング

会社から帰り、夕食をとったあと、玄関から庭に出て昨夜、ツバメたちがとまっていた夏椿の木のてっぺんに目をやったが、今日は何も見えない。 『ああ、今日はもう来ないのかな』と家族に喋っていたそのとき、ピーピーと声がして、彼らが私の頭上の夏椿に飛来してきたのである。 まさに時計で測ったように19時jきっかりにやってきたのである。 本当に感動してしまった。 で......また、下のようにデジカメで撮影したのだが、数を数えてみるとなんと7羽いることが判明した。 父鳥、母鳥、それに幼鳥が5羽いることがわかったのである。 幼鳥はいずれもまだ、クチバシが黄色くて親と判別がつくのである。 その後、台風の影響で雨が降り始め、彼らは雨宿り先を見つけて全員どこかへ飛び立っていってしまった。 雨がやんだあと、また庭に出た際にそっと木のてっぺんに目をやると、また、数匹だが、枝の先端で寝ているのを見つけることが出来た。 はやり、寝るのはここと決めているようだ。