いろな小鳥たちが餌を食べに野山からわが庭にやってくるが、なんといってもヒヨドリがその体の大きさからいっても最も高い序列にいることはたしかである。
彼らが餌を食べにくると、いっせいに他の小鳥たちがいなくなるのである。
しかし、今年の春にどういうわけかカラスが餌台に降りてくるようになった。
そうなると、ヒヨドリもやってこなくなった。本当にカラスは不気味で大きいから本当に可愛さが感じられない。
しかしながら、人類がだすゴミだとかいったものを消化してくれる自然界の掃除人というように考えればそれなりの存在意義があるのだろう。
しかし、カラスは他の鳥のように餌台で食べるのでなく、みかんを口にくわえて去ってゆくのだからおそろしい。
敵のいない電柱のてっぺんまで持っていって、ゆうゆうと食べている姿が何度か目撃された。
(98年早春撮影)