研究所の夏の水槽の仲間たち(99.08.21)

我が家では、娘も動物の飼育をしている。兄(息子)が中学へ行くようになってから、すこしずつ生き物飼育の時間が無くなるようだったが、娘はまだ小学生でもあり、ずっと、ミドリガメと金魚を飼育している。とはいても、外にある水槽の金魚については、まだ息子が餌をやっているようである。
亀については母親と二人で飼育を楽しんでいるようであり、ずいぶんなついて、手から餌をたべるようになっている。
日曜日はしぶしぶ部屋から外の水道のところまで水槽をはこんで水を換えているようだ。
このホームページにミドリガメも登場させてみたいのだが、娘の許可がおりない。(娘はホームページに載せることを拒否している)
金魚も大きくなったが、娘も中学へ通うようになったら、いったい誰がこの家の生き物を飼育してゆくのだろうか?いっそのこと、当研究所所長も会社をやめて、この舞鶴生き物研究所の常駐になろうか?(めしが食えないよね)

この間、神奈川県(川崎市)にすむ、所長の妹家族がお盆休みに舞鶴に帰ってきたので、都会の子が知らない遊びを教えてやろうと思い、川へ釣れていった。さすがに、都会の子供だから、捕れる魚の名前なんて何も知らない。
かわむつ、どじょう、どんこ、ふなといった定番種しか捕獲できなかったが、やごを見て、これがトンボになるとはどうしても信じられない様子だった。

カエルも珍しいのか、小学生二人の男兄弟で夕方までカエル取りを楽しんでいた。
また、帰りには、近くの河原で捕獲したクロベンケイガニを紙箱に入れて舞鶴のお土産代わりに持ち帰ったようである。
当研究所でも、そのうちの1匹を持ち帰り、息子が飼育している。じゃこを与えているが、食べている姿は滑稽でもある。右手でしっかりとじゃこをつかんで、左手で少しずつ引きちぎって口の中に入れている姿を見ていると思わず顔を見合わせてニッコリしてしまう親子であった。
神奈川の妹の家でも、このクロベンケイガニは元気で愛嬌をふりまいていると思う。